中古トラックのおすすめ!?
【AdBlue(アドブルー)】とは

トラック知識 知識

ネコトラ「こんにちわ。中古トラック販売専門店のトラック勉強中、虎になりきれないネコトラです。
この前「AdBlue(アドブルー)の補充して」ってお客さんに言われたんだけど・・・」

マメトラ「で・・・!?どうせ、AdBlue(アドブルー)って何??って聞きたいんでしょ」

ネコトラ「はい。正解!!100ポイント」

AdBlue(アドブルー)なんとなく、響が格好良い名前ですよね。
AdBlue(アドブルー)とはディーゼルエンジン向けSCRシステム専用の尿素水の名称ですが、最近のトラックにも装備されていることが多々あります。

そんな、聞いた事はあるけど良く知らない。AdBlue(アドブルー)の基礎知識と
中古トラックを購入する前に知っておきたいAdBlue(アドブルー)の維持費に付いてご紹介していきます。

合わせて「DPF・DPD・DPR」についてもお読みいただくとより理解が深まります。
>>DPF・DPD・DPRとは

目次

AdBlue(アドブルー)とは


AdBlueの主成分は尿素で、純水に高純度の工業用尿素を溶かして製造する無色・透明の尿素水溶液になります。
ディーゼル車に取り付けられた触媒内部で排出ガスに対して噴霧され、大気汚染の原因とされている窒素酸化物を窒素と水に分解します。

AdBlueは、尿素水は無色、無害の液体で安全な製品のため取扱いに特別な資格も必要ありません。

保存

国内の気候下ではある程度の長期保存が可能です。ただし、直射日光は避けて、風通しの良い場所に保存が必要です。
-11°C以下で結晶化しますので注意が必要ですがエンジンがかからないという事はなく走行は可能です。さらに、エンジンが始動すればヒーターがアドブルーを解凍しますので、溶けた時点からアドブルーの噴射が再開される仕組みになっています。

補充

自身で継ぎ足して使用できますが、最近は大型トラックが出入りしやすい大きなガソリンスタンドや高速道路のスタンドでは大体アドブルーの補充も行えます。
また、ウォッシャー液を補充するのと同等のように簡易に継ぎ足せます。

走行中にアドブルーの残量が無くなったら!?

そのまま走り続けることは可能ですが、その状態でエンジンを切ってしまうと再始動ができません。
万が一アドブルーが無くなったらエンジンを切らずに近くのスタンドなどで補給をしましょう。

排出ガスとAdBlue(アドブルー)


トラック業界で最も採用されているディーゼルエンジンですが、近年特に排出ガスの問題は重要視されてきました。
排出ガス規制に対応するためにはPMとNOx(窒素酸化物)の両方を取り除く必要があります。

以前にもご紹介しました、排出ガスのPMを取り除くDPF・DPD・DPRの装置では、PMに対しては対策されてきました。
>>DPF・DPD・DPRとは

一方で、Noxに付いては尿素(アドブルー)SCRを使ってNOxを効果的に削減出来ることで、エンジン側では完全燃焼してPMを低減し、NOxも削減するという高出力とクリーン化の両立が可能になったのです。

要するに

ディーゼルエンジンの高温で高い燃焼効率を求めるとPMを低減できる一方で、空気中の窒素が酸化してNOxが生成されます。

尿素SCRシステムは、増加するNOxに対してマフラー内で尿素(アドブルー)を噴射することでNOxを窒素と水に分解でき、ディーゼル車のクリーン性能と燃焼効率向上の両立に成功しました。

中古トラックを購入する際に気をつけたいAdBlue(アドブルー)の維持費


中古トラックを購入する際に気になるのは、やはり経済面ですよね。
アドブルーは、先ほど紹介したようにNoxや排ガス規制の問題に有効とされている為、大変素晴らしい装置であります。

アドブルーの補充

一方で、ガソリンやオイル交換のようにアドブルーを補充しないといけないという経済的デメリッとがあります。
特にガソリンスタンドなどで補充する際はリッターOO円のように一定の金額が取られます。

走行するとガソリンが減るように、kmに対して、アドブルーも減っていきますので、維持費は思ったよりも掛かります。
メーカーや車両によっても減り具合などが異なりますのでこちらも事前に確認しておきましょう。

ネコトラ「そんなに維持費が掛かるのは嫌!安く購入する方法ないの?」

マメトラ「アドブルーは自身で継ぎ足すと安く済むんだよ。
アドブルー購入する場合は、10Lや20Lなど一定数量の入った物を購入する方が経済的です。」

アドブルー購入費用

10Lだと2000円ほどで20Lだと3000円くらいなので沢山使うなら大きめを購入したら更に経済的ですが、
あまり長期保存は外気温との問題もあるので注意が必要です。
>>アドブルー購入はこちら

近年、一般乗用車のディーゼル車が増えていますが、そのような車両にもアドブルーが搭載されています。
中古トラックでも高年式のもであれば採用されてきていますので、今後アドブルーの価格が下がる事が期待できるかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。
『中古トラックのおすすめ!?【AdBlue(アドブルー)】』とはについてご紹介していきました。

トラックには使用方法によって多種多様な注文受注が多くあり、新車だと依頼から納車まで1年以上掛かることも多くあります。
お仕事で、すぐに必要 そんな時は、中古トラックも検討されてはいかがでしょうか。
お探しの車両が特殊で中々見つけることができない 是非、当社の『求車サイト』で依頼してみてください。

当社は、大阪と長崎に拠点をもつ中古トラック専門店です。

九州に無い車両を関西からお探ししたり、九州で長く使用した車両でも高く買い取ることができます。
頻繁に車両の移動がある為特別な陸送ルートを利用し、格安の費用で日本全国に配送致します。

お気軽にお問い合わせください。

〒859-4768

長崎県松浦市御厨町西田免824-2 

TEL:0956-73-5930

>>当社の在庫【トラック探しサイト】