中古トラック購入で気をつける
ベルトの役割と点検方法とは

日常整備

マメトラ「こんにちわ。トラック販売専門店、トラック豆知識担当マメトラです。
みなさん、エンジンのベルト類って沢山ありますがしっかりチェックしていますか?」

ネコトラ「ベルトのチェックね…。最近ちょっぴり太って、ベルトがキツくて明日からダイエットしようかと思ってたよ。(てへっ)」

マメトラ「そのベルトじゃない!!(苦笑)」

ということで、トラックに使用するベルト類の基礎知識と自分でできる簡単なチェック方法をお伝えしていきます。

目次

トラックエンジンのベルトの種類


ベルトと言っても、車には色々なベルトが存在ます。主なトラックのエンジンベルトは3つです。

  • ファンベルト
  • エアコン(クーラー)ベルト
  • パワステベルト

ファンベルト
ファンベルト

オルタネーター(発電機)・ラジエーター・ウォーターポンプ・油圧パワーステアリングの油圧ポンプなどを駆動させる役割があります。

もし、ファンベルトが切れてしまったら、電気が供給できなくなりエンジンが停止することもあります。
大変危険ですので、すぐに整備工場やディーラーに見てもらいましょう。
 
 

エアコンベルト(クーラーベルト)

エアコンを駆動させる為の役割があります。
エアコンプレッサーが動かないと、冷暖房や除湿機能が使用できなくなり、ウォーターポンプが動かないと冷却水が循環せず、エンジンが冷えなくなり内部の高温化によって焼き付けの原因になります。
 
エアコンの起動時だけ、「キュルルルルルルルーーーー」と音がなる場合は
エアコンベルト(コンプレッサーを回しているベルト)が原因と考えて良いでしょう。
 

パワステベルト

ハンドルを切ったときに、ベルト鳴く場合や、
すべる音がしていたらパワステベルトが原因と考えます。張りを調整するか交換しましょう。
 
パワステベルトは、走行中に切れてもすぐに走行不能には陥りませんが、突然切れると事故を起こす可能性もありますので、補記類のベルトは一度に全てを交換するのが良いでしょう。
 

【トラックのベルト】自分でできる簡単なチェック方法


自分でできるチェック方法を知っていると、日常の点検はもちろんですが中古車を購入する時にも役立ちますので、知っていて損はありません。

点検

①まずはエンジンを切って溝の程度・ゴムの経年劣化(割れ・ヒビ・切れ等)をチェックします。
②劣化が原因でないようならベルトの張り調整を行ないましょう。
 
稀に、ベルトの交換をしたばかりなのに「鳴き」が発生する場合があります。そんな時は、ベルトの張り具合を確認します。
少し押しただけで、たわむ場合は張り直しでだけで済む場合もありますので知っておくと良いでしょう。

もしもファンベルトが破損した場合

オーバーヒートやエンジンの焼き付けが起こることもあるので、異常に気がついたら、お近くのカーディーラーや整備工場にて早急に対処してもらいましょう。

ネコトラ「で、肝心のベルトの交換費用の相場っていくらなの?!」

マメトラ「交換技術料と部品費用で車両の大きさにもよるけど約10,000〜15,000円だよ。」

ネコトラ「そしたら、交換ではなくて張り直しだけだともっと安いということか!!」

マメトラ「・・・本当、お金の話になるとシビアだよね。その場合は、約3,500が相場かな。」

中古トラックのベルト交換、目安はいつ!?


ファンベルトは5年から10年ほどで交換すると良いとされていて、走行が10万kmを超えたらタイミングベルトの交換も行いましょう。

車検時に交換がおすすめ

大抵の場合はファンベルトを交換するのは主に定期点検時や車検時が多いでしょう。
定期点検や車検時に同時に交換すると安価になることが多く持ち込みの手間も1度で済みますよね。

・ 5年から10年以上経過したら行う
・ 走行距離10万km

整備業者から指摘を受けたら交換したほうが良いのですが、自身での目視確認などを日々行うことがより安全に使用できる為良いでしょう。
また、エアコンをどれだけ使用したかなどの負荷によっても変わりますので注意が必要です。

まとめ

正直、自分で交換すれば安く済みますが工賃が浮くだけです。交換にはいろいろな箇所を外す工具が必要だったりと意外にも手間が掛かります。
よほど自信がある方や興味のある方以外はベルト類の作業工賃は比較的安価な為、整備工場やディーラーにお願いするのが賢明でしょう。

ご自身で交換される場合は、Amazonや楽天などのネットで簡単に入手が可能です。
>>ファンベルトの購入の参考サイトはこちら

私もそうですが何でも1度はやってみたいと思うタイプなので、興味がある方は部品も安価なので1度自身で試してみて無理なら整備工場やディーラーに持ち込むのもありかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
『中古トラック購入で気をつけるベルトの役割と点検方法』とはについてご紹介していきました。

トラックには使用方法によって多種多様な注文受注が多くあり、新車だと依頼から納車まで1年以上掛かることも多くあります。
お仕事で、すぐに必要 そんな時は、中古トラックも検討されてはいかがでしょうか。
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