知っておきたい【トラックの基礎知識】シャーシとは

トラック知識 知識

マメトラ「こんにちわ。中古トラック販売専門店、トラック豆知識担当のマメトラです。」

トラックは色々な種類がありますが、実はよく見ると荷台部分が使用用途によって載せられて出来ているんです。

ネコトラ「ということは!!ネコトラの好きなクレーン車も荷台を載せて出来ているってこと!?」

そもそも、トラックとは
トラックは主に『シャーシ』と『ボディ(上物)』に分けられます。
シャーシはこれから説明する、キャビンとシャーシ(フレーム部分)を合わせた全体を「シャーシ」と呼んでいます。

キャブ+フレーム=シャーシ部分と呼ばれている

そこに上物であるボディ部分をボディーメーカーが装着する事で、ウィング車やダンプカー等のトラックが出来上がるのです。

新車トラックは納期が長い

既製のトラック以外は、新車だと納車までに1年かかったりする事が多いのはその為です。

今回は、そんなトラックの基礎「シャーシ」と「ボディ」についてご紹介していきます。

目次

トラックのキャブと種類って!?


キャブはみなさんご存知ですよね!?
キャブ又はキャビンとも呼ばれていて、運転席や助手席などがあり人が乗る場所のことを示します。

このキャブで、大体の年式がわかったり好みが分かれたりもするので人間に例えると顔見たいな部分でしょうか。
 
キャブの基本的な種類は下記があります。
ショートキャブ
ショートキャブとは基本的なキャブです。
特に地場で走行する車両に多く見られます。
荷台の長さや積載も取れるので、近場の走行に使用するには、コスト面を考えても使い勝手が良いです。
 
フルキャブ
ショートキャブの座席の後部にベット部分が付いており、長距離走行でも仮眠が取れるように作られています。大人一人が横になれるスペースがあります。
 
ワイドキャブ
基本的なショートキャブよりキャブ幅が約20cm程大きくなっています。
幅が広くなっている分、室内は広く快適に過ごせます。また、車両の構造上、上物の分類との関係で安定等の理由からワイドキャブに作られている車両もあります。
 
ハイループキャブ
ショートキャブと比べて天井が高く作られています。人が立ち上がれる空間が出来るほどの車種もあり、室内空間が圧迫されるずワイドキャブ同様快適に過ごせます。
しかし、購入時の費用が高くなるので注意が必要です。
 
ダブルキャブ
ダブルキャビン(客室)という意味で座席シートが2列、通常のショートキャブだと2人から3人乗りですがダブルキャブだと4ドアでシートが2列5人程乗ることができます
荷台の長さが短くなってしまいますので、長ものを積む方や沢山積みたい方には向いていませんが、現場の仕事であれば1台で効率よく向かうことができます。

なんだか沢山種類がありましたが、ここではとにかくキャブは人が乗る場所である事だけ理解すればOKです。

他にも種類がある!?

紹介した他にも、ワイドでハイループキャブのキャブがあったりと種類はまだあります。
基本的には、使用用途によってキャビンの選択が変わってきます。 
 

トラックのシャーシ(フレーム)とは!?


シャーシ=『シャシ (chassis)』 は、フランス語でフレーム(枠)のことを指し、車両の骨格となる部分になります。
 
シャーシは2本のフレームが縦に並んで数本の横材を組み合わせた部分になります。
このフレームの上にボディ(荷台)が乗せられ荷物の全重量はこのフレームにかかる為、とても重要な部分なのです。
 

中古トラックを購入する際のポイント

このフレームが錆びて腐っていないかや、フレームが曲がっていないか等、しっかり確認する必要があります。

マメトラ「中古車市場では、このフレーム部分に修正があるかどうかで評価が大きく変わってくるんだよ。」

ネコトラ「そうなの!?それだけフレームって重要な部分ってことなんだね」

例えば、ダンプなどの砂利や砂などを沢山積み込んだりするトラックでは足元も悪い現場が多く、事故を起こしていなくてもフレームに接続する部分が曲がっていたりすると評価としては事故車扱いになる事があります

まとめ

通常トラックメーカーは平ボディのような汎用性の高いものを除き、架装のないシャーシ(フレーム)とキャビンの状態でトラックを出荷します。
上物が装着する前の状態の車両をトラック業界では「シャーシ」と呼んでいます。

そこに、ボディメーカーで上物にあたるボディをクレーン、アルミバンなどの使用用途に合わせて、シャーシの上に装着することで色々なトラックが出来上がります。

ちなみに上物って色々ありますが、当社がよく取り扱っているクレーン車はこういうのです。
先日、店前で簡易の動作確認をyoutubeにUPしましたので、参考にどうぞ。

いかがでしたでしょうか。
『知っておきたい【トラックの基礎知識】シャーシとは』についてご紹介しました。

トラックには使用方法によって多種多様な注文受注が多くあり、新車だと依頼から納車まで1年以上掛かることも多くあります。
お仕事で、すぐに必要 そんな時は、中古トラックも検討されてはいかがでしょうか。
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