中古トラック購入後に必要な【車庫証明書と印鑑証明書】取得方法とは

トラック書類

マメトラ「こんにちわ。中古トラック販売専門店、トラック豆知識担当のマメトラです。」

中古トラックを購入したら、公道を走行するにはナンバープレートを付けなければいけませんよね。そしてその申請にはいくつかの書類が必要です。

今回は、車検登録に必要な車庫証明書印鑑証明に付いて説明します。

目次

車庫証明書の取得方法


実は、車両購入後はじめに行わなければいけないのが車庫証明書の取得です。
なぜなら、申請から出来上がりまで都道府県等によりますが4日〜7日ほどかかります。

また、一般的に名義変更は速やかに行い、完了後旧所有者様に変更完了した事を通知する必要があります。
その為、一週間から10日程の余裕をもって手続きしたほうがいいですね。

そもそも車庫証明書とは

その名の通り、登録する車両の車庫を証明する書類のことです。
ルールとして、自動車の使用の本拠地から、保管場所までが2km以内にあることです。
※2キロメートル以内というのは、地図上での直線距離を指します。

2km以内に保管場所がない場合

使用本拠地とは印鑑証明書と同住所というのが登録を行う際に必要な条件となります。

ということは、例えば
印鑑証明書に記載されている住所と2km以上離れた場所を車庫として駐車する場合は、車庫証明する場所に到着している公共料金の領収書の提出が必要になります。

都道府県にもよりますので、管轄の警察署で事前確認を行うと良いでしょう。

車庫証明書取得に必要な書類

    1 自動車保管場所証明申請書
    2 保管場所標章交付申請書
    3 保管場所の所在図・配置図
    4 保管場所使用権原疎明書面(所有の場合)/保管場所使用承諾証明書(賃貸の場合)

※地域によっても異なりますが、保管場所使用承諾書は代わりに以下の中の1点でも可能な場合があります。
・駐車場の賃貸借契約書の写し
・賃貸借契約書の写しがない場合は、駐車場使用料金の領収書など
・都市基盤整備公団などの公的法人が発行する確認証明書など

全て整ったら、登録する管轄の警察署で書類を提出します。(代理提出であっても、委任状は必要ありません。)
先ほどの説明通り約1週間程で車庫証明書が出来上がりますので、再度警察署へ受け取りに行きます。

とっても簡単ですよね。
ちなみに、都道府県によって金額の違いはありますが車庫証明書の証紙代金として2700円前後必要です。

印鑑証明書の取得方法


車両を登録する場合には、必ず印鑑証明書も必要になります。
ちなみに、車両販売店で登録代行してもらう場合や自身で登録する場合。それから名義変更でも印鑑証明書は必要になります。

そもそも印鑑証明書とは

こちらも、名前の通り登録した印鑑が『本物』である事を証明する書類の事です。

印鑑証明書取得に必要な書類

  • 印鑑登録カード
  • 手数料(1枚につき300円)

※【注意】窓口に来られる方の本人確認書類(有効な運転免許証、健康保険証、在留カード、特別永住者証明書など)が必要な自治体もあります。
代理人が来られても同じく代理人本人が確認できる書類が必要な自治体もあります。

個人限定コンビニで発行も可能

また、本人限定ですがマイナンバーカードを持参すればコンビニで発行する事ができます。その際、暗証番号が必要になりますので事前に把握が必要です。
※コンビニでの発行手数料は1枚200円。コンビニの方が割安ですね。

尚、印鑑証明書の提出には基本的に取得から3ヶ月以内と定められています。取得時期に気をつけましょう。

■住所変更をした場合
同じ市区町村内での住所変更であれば、手続きは必要ありません。転居届を出すと自動的に印鑑登録情報も変更されます。
しかし、他の市区町村へ引越しをした場合は、転出届により登録は自動的に廃止されますが、転居先の市区町村の窓口で改めて印鑑登録を行ってください。

トラックを購入する方にはあまりいないと思いますが、そもそも実印登録を行なっていないので、印鑑証明書が取得できない。
そんな方は、次の印鑑登録の方法をご覧ください。

印鑑の登録方法とは


①登録する印鑑を作成します
最近では、3,000円ほどでケースまで付いた立派な印鑑が作れます。

■注意
住民票の本名で作成しなければ、登録できません。
重要な確認書類に捺印したり、証明になるものですので、できれば長く使用できる良い素材の印鑑が良いでしょう。

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三文判はおすすめできない

また、他人が同じ印鑑で登録を行なっている場合は、登録できないこともありますので量産されている既製品の印鑑(三文判)での登録はお勧めできません。

【注意】
印影の大きさが一辺の長さ8mmの正方形以上で一辺の長さ25mmの正方形以内にしなければ登録できません。
大きすぎも小さすぎも注意が必要です。基本的に販売されているサイズは10.5mm~24.0mmです。

②登録申請に必要な物を準備

  • 印鑑登録するハンコ
  • 【個人】本人確認書類(免許証・パスポート等 官公署発行の顔写真付き身分証明書)
  • 【法人】代表者個人の印鑑証明書
  • 登録費(数百円程)

③個人での登録は市区町村の窓口へ
※法人での登録は、会社の設立登記時に法務局へ登録申請しに行きます。
※代理人が申請する場合は委任状が必要となり、発行までに数日掛かる事になります。

印鑑登録の手続きが済むと、「印鑑登録証(印鑑登録カード)」というカードが発行されます。

④印鑑証明書の発行
発行された印鑑登録カードを持参すれば、代理人でも役所や証明サービスコーナーなどの窓口で発行する事ができます。

車の売買時や名義変更時に必要な、『印鑑証明書』凄く重要な書類ということがお分りいただけたかと思います。

印鑑登録カードがなければ、代理人でも発行することができません。
いくら信頼の置ける車屋さんでも大切な「印鑑登録カード」を預けて代行で発行することは避けた方が良いですね。